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【陰虚タイプ】熱がこもり潤い不足のカサカサタイプ

更新日:5月22日

「陰虚」ってなに?


「陰虚」は陰の不足=潤い不足ってことなのかな?「陰虚」のこと教えてください!

「頬に熱感、のぼせ、火照りがある…更年期かしら・・・」

「寝汗をよくかくようになってきたの」

「最近乾燥肌で・・・」


そんな方は、もしかしたら「陰虚(いんきょ)」タイプかもしれません。


「陰」とは、体を潤し、冷ますはたらきをもつ大切な要素です。

陰虚とは、その陰が不足してしまった状態。潤いが足りず、体の中に熱がこもりやすくなります。

そのため、顔のほてり、寝汗、のどの渇き、不眠、舌の赤みなどが出てきます。



更年期になると、加齢により「腎陰(じんいん)」が自然と不足しやすくなり、ホットフラッシュなどの症状が現れることがあります。


(更年期には「肝火上炎(怒りやすい)」「心火旺盛(イライラ・不眠)」など他の体質が絡むこともありますが、ベースに陰虚があることが多いです)



陰虚のサイン。こんな症状ありませんかー?


  • 頬に赤味や熱感がある

  • 寝汗をよくかく

  • 手足が火照る

  • のぼせ、ほてりを感じる

  • 喉が渇いて水分を欲しがる

  • 口や鼻の粘膜が乾燥する

  • 皮膚が乾燥し、カサカサ

  • 便が硬く便秘になりやすい




肌がカサつきやすかったり、夜になると体が火照ってきたり──そんな小さな変化は、体が陰を求めているサインかもしれません。



潤いが不足することで、熱がこもってしまうんだね😿😿😿。。




なぜ陰虚になるの?

「陰」が足りなくなる原因はこんなところに…



  • 栄養不足など食生活の乱れ

  • ストレス

  • 寝不足(津液は夜に作られるため、夜ふかしが続くとうまく生成できません。)

  • 慢性的な疲れ、過度の疲労

  • もともと虚弱体質や加齢

  • 汗のかきすぎ

  • 慢性的な病、多産

  • 血虚(血の不足)が長引く

  • 温燥の薬物のとりすぎ

  • 刺激物(塩分・辛いもの・お酒・タバコ)など・・・


    ※陰虚の人は同時に血虚の症状(血の不足)を持っていることも多いです。




陰虚の改善方法


陰虚タイプさんは、体を潤すものをとるように心がけましょう。


おすすめの食べ物


・滋陰、補陰、養陰(陰を補い養う)! → 百合(百合根)、枸杞子、桑の実、黒胡麻、山芋、黒豆、アスパラガス、白木耳、松の実、豚肉、鴨肉、アワビ、牡蠣、マテ貝、帆立、干し貝柱、スッポン、牛乳など

・清熱や補血のものも〇

・甘味×酸味の組み合わせも〇→甘酸化陰 



控えたい食べ物


辛いものなど刺激物、脂っこいもの、コーヒー・アルコールなど利尿効果の高いもの


生活習慣を整えよう


常温か温かい飲み物をこまめに飲む

疲れないくらいの軽い運動

深呼吸やお腹のマッサージ → 胃腸の動きをサポートして巡りアップ

夜更かしせず、しっかり睡眠 → 陰は寝ている間に作られると言われています。

ストレスをためない → ストレスは熱を生みます

汗をかきすぎない


虚弱体質なので、【疲れすぎないくらいの軽い運動→十分な休息】を繰り返しましょう。

ある程度、体を動かすことで、夜、ぐっすりねむることができます★



まずは、自分の体の声に耳をすませて、「もしかして陰虚かも?」と気づいたら、

食事は抜かずに、体に潤いを届ける“陰を養う食材”を丁寧にとってみましょう。

夜はスマホを手放して、静かな時間を過ごし、しっかり眠って体をやさしく休めることも大切です。


乾いた体に、少しずつ潤いが満ちていくような、穏やかでやさしい生活。

そんな毎日を重ねていくうちに、心も体も、じんわりと心地よく整っていきますように☘️


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