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【陽虚タイプ】慢性的な冷え性タイプの養生

更新日:4月23日

「陽虚」ってなに?


気虚がさらに進むと、慢性的な冷え性の「陽虚」になるって聞きました。「陽虚」のこと教えてください!

「手足がいつも冷たくて…」「お腹や腰が冷えてカイロが手放せないんです…」「疲れやすく、やる気がでません・・・」こんな経験がよくある人は、もしかしたら“陽虚”かも!?


中医学でいう「陽」は、体を温めたり、元気にしたりするエネルギーのこと。

それが足りなくなってしまう陽虚の人は、体が温まらず、どんどん冷えてしまいます。

まるで「体内のこたつの電源」が弱まってしまったような状態です。




陽虚のサイン。こんな症状ありませんかー?


  • 手足・体が冷える 。温かい飲み物が好き。冷えて痛む。

  • 顔がむくみやすい。

  • 少し動くと息切れする。やる気がでない。疲れやすい。

  • 舌がぼてっとしてて、歯形がついていて、しっとり潤いがある。




舌を見るだけでも、陽虚チェックができるんだね!




体の冷えのために気や血の巡りが悪くなり、痛みが出ることもあるよ(不通則痛)。



なぜ陽虚になるの?

「陽」が足りなくなる原因はこんなところに…


  • 「気虚」が長期間改善してない

  • 食生活の乱れ・・・栄養不足や暴飲暴食

  • ストレス&寝不足

  • 慢性的な疲れ

  • もともと虚弱体質や加齢

  • 慢性的な病、多産など・・・




陽虚の改善方法


陽虚タイプさんには、「体をあたためる」ケアがおすすめです。


おすすめの食べ物


・補陽・温裏のもので内側から温める! → 冬虫夏草、胡桃肉(くるみ)、大茴香(八角)、小茴香(フェンネル)、肉桂*(シナモン)、にら、ムール貝、えび、ナマコ(乾物)、マグロ、羊肉

・消化のよいもの → 温かいスープ、やわらかく煮たものをよく噛んで食べる

・腹八分目 → 食べ過ぎは脾の負担になります


注意*肉桂・シナモン:過剰摂取による肝障害などの副作用に注意。のぼせがある方、妊娠中は控えましょう



控えたい食べ物


体を冷やすもの(寒涼性・苦味のもの(ゴーヤ・冬瓜・緑茶)、生野菜、刺身、果物、冷たい飲み物など)、カフェイン



生活習慣を整えよう


湯船につかったり、体にカイロなどを貼り温める! → 外側からも温めよう

ウォーキング、スクワット → 足を動かし新陳代謝を高める。疲れすぎないことが大切!

深呼吸やお腹のマッサージ → 胃腸の動きをサポートして巡りアップ

しっかり睡眠 → 睡眠を十分とることでエネルギーチャージ。


虚弱体質なので、【疲れすぎないくらいの軽い運動→十分な休息】を繰り返しましょう。

ある程度、体を動かすことで、夜、ぐっすりねむることができます★




陽虚は放っておくと、冷えがどんどんひどくなって、免疫力ややる気まで落ちてしまうことも。

まずは、自分の体としっかり向き合って、「冷えてるかも?」と気づいたら、温め生活を始めてみてくださいね☀️


あなたの体が、ぽかぽか元気になりますように♪


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