【はじめての薬膳mini講座 vol.9】体の基本物質「気」のこと
- 2025年8月24日
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このシリーズは、「薬膳ってなに?」という疑問を持っている方に向けて、やさしく丁寧に薬膳の基本を解説していくミニ講座です。
「薬膳って聞いたことあるけど、ちょっとむずかしそう…」そんなイメージを、くるっとひっくり返せたらと思っています。
前回は「気・血・津液」についてざっくりと説明しました📖
第9回目では、体の基本物質「気」について、もっと詳しく説明するよ!

私たちの体は「気・血・津液」という3つの要素で支えられています✨。
その中のひとつ「気」という漢字は、日常でもよく使われます。
「元気」「勇気」「気楽」「気配り」「気になる」「気のせい」「気が滅入る」…
「気」は中医学では「陽」に分類され、目には見えないけれど、
呼吸・消化・体温維持など、生きるためのすべての活動を支える力。
私たちの体や心を動かす、とても大切な存在です!

主に4つの種類の「気」があります。
気=体を支える4つの力(エンジン、呼吸・声のサポート、栄養配送、バリア)
● 元気(げんき)
生命活動のパワーの源。体を動かすエネルギー。
「元気がない」=「気が不足している状態」と言えるね
● 宗気(そうき)
呼吸・声・心臓の働きを助ける力。
● 営気(えいき)
血と一緒に体内をめぐり、栄養を届ける力。
● 衛気(えき)
体の表面を守り、風邪などの外からの侵入を防ぐバリア。
「気」にはいろんな役割があって、みんながチームのように働いているよ✨
他にも「臓腑の気」「経絡の気」などがあり、体全体を支えています。

「気」が体でどのように働いているか(6つの働き)見ていくよ
気の6つの働き
● 推動作用(すいどうさよう)
体や臓器を動かす力。呼吸や心臓の動き、血液の流れなどを支える。
● 温煦作用(おんくさよう)
体を温める力。冷えを防ぎ、体温を保つ。
● 防衛作用(ぼうえいさよう)
邪気(風邪など)から体を守るバリア。
● 固摂作用(こせつさよう)
必要なものが漏れ出ないように保つ力(血が漏れない、汗が出すぎないなど)。
● 気化作用(きかさよう)
体の中で物質を変化させる力。食べ物をエネルギーや血・津液に変える。
● 営養作用(えいようさよう)
栄養を体中に行き渡らせ、臓器や組織を養う。

気が足りない、または巡りが悪いと、これらの働きが弱まり、体調不良につながるよ。
薬膳では、この「気」を補い、巡らせることが基本の考え方。
疲れやすい・ヤル気がでないのは、「気」が足りない・・・と考えられているよ
食事や養生で「気」を補うことが大切。
無理をせず、自分の体をいたわることが回復への第一歩です✨
薬膳リコリスでは体質分析をおこなっています🥰



