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【はじめての薬膳mini講座 vol.7】薬膳の土台となる大切な考え方「五行同士の関係」について

このシリーズは、「薬膳ってなに?」という疑問を持っている方に向けて、やさしく丁寧に薬膳の基本を解説していくミニ講座です。

「薬膳って聞いたことあるけど、ちょっとむずかしそう…」そんなイメージを、くるっとひっくり返せたらと思っています。


第7回目では、薬膳の土台となる大切な考え方「五行同士の関係」について・・・です。


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「五行理論」は、中医学の「すべての物事を5つのグループに分ける」考え方のことです。

(第6回の続きです)

五行(木・火・土・金・水)の5つの要素が自然やからだのバランスを作っている考えられていますが、その五行同士の関係についてお話しします!



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● 相生の関係(母子の関係)

育て、助ける関係(アクセル)です。


を育てる

が燃えて が生まれる

が燃え尽き灰となりへ還る

の中から (鉱物)が掘り出される

(金属) に (露)が宿る


同様に臓腑にもあてはまります。

例)

=血を蓄える臓器。元気な血が巡るとの活動=精神や血流がしっかり

が安定すると(胃腸)も整いやすくなり、食欲や消化もGood🍽




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● 相克の関係(制御する関係)

制御する関係(ブレーキ)です。


の養分を吸い取る

の流れをせき止める

を消す

(鉱物) を溶かす

は斧となり を倒す


同様に臓腑にもあてはまります。

例)

が心の熱を冷やし・・・が燃えすぎるのを防ぐ(イライラや不眠を和らげてくれる🌙)

が強くなりすぎるの火=血流やメンタルの活動がダウン、やる気もダウン🌀




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こんな風に、すべては繋がっていると考えられているんですね。


薬膳は、この五行のバランスを「食べ物」で整える知恵✨

難しそうに聞こえるけど、体の中のチームワークだと思えば、ちょっと面白く感じませんか?





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