【生薬・中薬図鑑】 緑豆
- 2025年7月6日
- 読了時間: 2分
【祛暑】緑豆とは?
緑豆は、夏の薬膳にぴったりな“涼”の食材🌿
消暑(熱を冷ます)・解毒の代表として、昔から中医学でも重宝されてきました。

韓国ドラマ『チャングムの誓い』では、チャングムのお母さんが毒殺されそうになったとき、解毒に使われたのが緑豆だったというエピソードも👀

緑豆の効能
夏バテぎみのときや、肌のトラブルが気になるときに、緑豆スープや緑豆のおかゆなどで取り入れるのがおすすめです✨

緑豆は【祛暑薬】に分類
・・・「祛暑薬」とは暑邪(しょじゃ)と呼ばれる夏の季節に多い外邪(体に悪影響を及ぼす環境要因)を取り除くものです。暑邪は「熱」を持っており、体内にこもると「熱中症」「口渇」「のぼせ」「多汗」「だるさ」などの症状を引き起こします。
効能:消暑止瀉・清熱解毒
体にこもった熱を冷ます:夏の暑さで体にこもった熱を冷まし、だるさやのぼせをやわらげてくれます。
お腹の調子を整える:お腹の調子を整える働きもあり、ゆるいお腹を落ち着かせてくれると言われています。
“熱”や“毒素”を外に出す:体にたまった“熱”や“毒素”を外に出す力があり、吹き出物や肌荒れ、のぼせなどの不調にも役立ちます。
緑豆の「五味」「五性」「帰経」
五味:甘
五性:寒
帰経:心・腎
これは中医学で使われる考え方で、緑豆は、体を冷やし、特に心・腎に働きかけるとされています。

緑豆の使い方
スープやおかゆで:薬膳スープやお粥に加えます。
デザートにする:ゆでてやわらかくした緑豆を潰して、甘く味付けしてあんこに。
台湾や中国では、緑豆ケーキや緑豆アイスなども人気。
発芽させて「緑豆もやし」に:緑豆は「もやし」の原料。自宅で水に浸けて育てると、栄養豊富なもやしになります。
⚠ 注意 ⚠
※緑豆は冷やす性質のため、冷えやすい人や胃腸が弱い人・特に下痢しやすい人は食べすぎに注意が必要です。
→温性の食材(生姜など)と組み合わせるとバランスがとれます●。
※必ず火を通すこと(生では食べない)
※一晩水に浸けておくと、火の通りがよくなります(夏場は冷蔵庫で)

暑さで疲れた心と体に、緑豆、オススメです●
薬膳をとりいれ、養生しながら、この暑い夏を乗り越えていきましょう●



