【朝をととのえる時間】腹式呼吸で、気の巡りと心を整える
- 薬膳Licorice
- 5月7日
- 読了時間: 3分
一日の始まりにおすすめなのが、ゆったりとした腹式呼吸。
緊張や不安を和らげ、リラックス効果の高い呼吸法です✨
気候もよくなってきたので、先日から、朝、ちょっとだけ早く起き、窓を開けて腹式呼吸チャレンジ始めました🥰

腹式呼吸で「気滞」を手軽に解消
このゆったりとした呼吸法、実は気滞を手軽に解消できる方法の一つなんです。
しかもゼロ円です(笑)
ストレスや緊張で胸がつかえるような感覚があるとき、イライラ、鬱々している時は、「気滞(きたい)」という、気の流れが滞っているサインかもしれません。
そんな時こそ、腹式呼吸がぴったり!

中医学では、呼吸によって「気」を取り込み、全身に巡らせることで、「気滞(きたい)=気の滞り」を解消し、心身のバランスを整えるとされます。
肺をしっかり使って呼吸することで、胸や横隔膜まわりがほぐれ、滞っていた気がスムーズに流れ出す感覚が得られます。
また、「気が巡れば、血も巡る」と言われるように、血流もよくなり、全身が目覚めていくのを感じられます。
「呼吸」は自律神経を自分でコントロールできる唯一の方法
さらに、西洋医学的にも「呼吸」は自律神経を自分でコントロールできる唯一の方法。
深くゆっくりとした腹式呼吸は、副交感神経を優位にしてリラックスを促し、緊張や不安をやわらげてくれます。
腹式呼吸の方法
朝の静かな時間に、気を整える「腹式呼吸」を始めてみましょう。
腹式呼吸は、お腹を大きく動かす呼吸で、多くの空気を体に取り込むことができます。
以下の手順で、ゆっくり試してみてください。
① 姿勢を整える
【寝て行う方法】仰向けになり、軽くひざを立てます。
【座って行う方法】背筋をまっすぐにして椅子に浅く腰かけます。
リラックスできる姿勢でOK。肩の力を抜きましょう。
② お腹に手を添えて呼吸の動きを感じる
呼吸の動きを感じるために、お腹に手を当てて意識を向けます。
胸はなるべく動かさず、お腹がふくらむように意識します。
③ 鼻からゆっくり息を吸う(4秒ほど)
お腹がふんわりと前に膨らませながら、鼻からゆっくり息を吸い込みます。
これは、体の奥まで「気」を取り込むイメージです。

④口からゆっくり息を吐く(6~8秒ほど)
お腹が自然にへこむのを感じながら、口から細く長く息を吐きます。
吐くときに緊張やモヤモヤを外に流すようなイメージで。

⑤ 3〜5回ほど繰り返す
無理のない範囲で、繰り返してみてください。
慣れてきたら、5分ほど続けるのもおすすめです。
🌿ポイント🌿
・吐く時間を吸う時間より長くすることで、副交感神経が優位になります
・お腹が動いているかどうか、手で確認しながら行うと◎
・目を閉じて、自然の音や朝の光を感じながら行うのも心を整えるコツです
🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿
朝の静かな時間に、腹式呼吸で内側から整えていくことで、体も心もほっとほどき、のびやかに一日を過ごせそうです🌿
腹式呼吸チャレンジ、継続してみて、また変化をこちらで追記しますね♪
みなさんも穏やかで健やかな一日をお過ごしください💕