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【はじめての薬膳mini講座 vol.5】薬膳の土台となる大切な考え方「陰陽論」について

このシリーズは、「薬膳ってなに?」という疑問を持っている方に向けて、やさしく丁寧に薬膳の基本を解説していくミニ講座です。

「薬膳って聞いたことあるけど、ちょっとむずかしそう…」そんなイメージを、くるっとひっくり返せたらと思っています。


第5回目では、薬膳の土台となる大切な考え方「陰陽論」について・・・です。


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「陰陽」については、薬膳する上で、とっても大切な考え方の一つです!


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中医学では、この世の全てのものは、陰と陽という二つの性質に分けられると考えられています。

どちらか一方だけが存在することはありません。


実は、わたしたちの体にも陰陽があるんです☯



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☯陰陽の特徴4つ☯


❶正反対の関係(対立)

 自然界にあるものすべて、陰と陽という対立する2つの面が存在していると考えます。


❷依存し合う関係(互根)

 「陰」があるから「陽」があり、「陽」があるから「陰」があるという関係。

 夜(陰)があるからこそ、昼(陽)の明るさがわかりますよね。


❸増えたり減ったりしてバランスをとる(消長と平衡)

 陰と陽は静止することなく常に変化し、増えたり減ったりしてバランスを取っています。


❹陰陽が転化する(相互転化)

 陰と陽が変化していく中で、あるピークに達すると、「陰」が「陽」に、「陽」が「陰」に変わることもあります。

夏は陽の季節、秋・冬は陰の季節。春分・秋分は、陰陽が入れ替わるターニングポイント。




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中医学では体の陰と陽のバランスがとれ、調和が保たれていることが健康と考えられています⚖️。


薬膳や日々の養生を通して、バランスを整えていくことが中医学では大切です🥰

無理せず、自分のペースで心と体を整えていきましょう~🌿





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