【生薬・中薬図鑑】 桑椹(⁼桑の実/マルベリー)
- 2025年7月3日
- 読了時間: 3分
更新日:2025年8月24日
【滋陰】桑椹(桑の実/マルベリー)とは?
我が家の薬膳ミニガーデンの「桑の実」を収穫しました🍇
薬膳ではアンチエイジングの実と言われています🍇
桑の実(マルベリー)は中医学では桑椹(そうじん)」と呼ばれ、滋養たっぷりのスーパーフード!
桑椹(そうじん)は、桑の木になる果実で、日本では「桑の実」や「マルベリー」として親しまれています。初夏に実るこの小さな果実は、生のまま食べると甘酸っぱく、乾燥させるとさらに甘みが増して薬膳素材として使いやすくなります。
中国では古くから「桑椹子」として漢方薬にも用いられ、滋養強壮や美容に良い果実として重宝されてきました。

桑椹(桑の実/マルベリー)の効能
血・潤い補給に。特に更年期以降の方の養生によく使われます。
\アンチエイジングに🥰/

桑椹(桑の実/マルベリー)は【滋陰薬】に分類
・・・「滋陰薬」とは体の「陰(いん)」を補う(=滋養する)ための漢方薬や中薬のことです。滋陰薬は乾燥や虚熱(体に潤いがなく、相対的に熱がこもる状態)を和らげ、バランスを整えます。
効能:滋陰補血・生発烏髪・生津・潤腸通便
体の潤いと血を養う:「陰血不足(陰虚・血虚)」の方の潤いや血の不足に用いられます。潤いや血が不足することによるめまい、不眠、かすみ目、耳鳴り、若白髪などに。
ノドの乾きを止める:体内に潤いを生み出し(=生津)、のどの渇きをやわらげる作用があります。
腸に潤いを与えて便通を促す:陰血不足のために腸が乾燥し便秘がちな人に、腸に潤いを与えて便通を良くします。熱がこもりがちなタイプの便秘にピッタリです。
逆にお腹が冷えて便がゆるい人は控えましょう💦
桑椹(桑の実/マルベリー)の「五味」「五性」「帰経」
五味:甘
五性:寒
帰経:心・肝・腎
これは中医学で使われる考え方で、桑椹は、体を冷やし、特に心・肝・腎に働きかけるとされています。

桑椹(桑の実/マルベリー)の使い方
お茶として飲む:桑椹茶。乾燥桑椹(ドライマルベリー)をお湯で煮出す。
ヨーグルトなどにトッピング:乾燥桑椹(ドライマルベリー)や生の果実をトッピング
⚠ 注意 ⚠
※桑椹は冷やす性質のため、冷えやすい人や胃腸が弱い人・特に下痢しやすい人は食べすぎに注意が必要です。
→温性の食材(生姜、桂皮、紅茶など)と組み合わせるとバランスがとれます🍇。
桑椹(桑の実/マルベリー)ボウルレシピ
庭の桑の実を摘んで、アサイーボウルならぬ桑の実(マルベリー)ボウル作りました。
❶凍らせた桑の実100gほど・バナナ1本(半分はトッピング用)・無調整豆乳50~80ml(少しずつ加えて、お好みのとろみに調整)をミキサーでなめらかになるまで攪拌。
❷器(ボウル)に❶を注ぐ
❸トッピング用のバナナ、桑の実、キウイなどを並べる。
❹お好みでグラノーラやチアシードをプラス


体の熱を冷まし、潤いを与えてくれる桑の実🍇
大きめの植木鉢でも育てることができるので、ベランダや庭先で自然の恵みを楽しむこともできます。桑の実は、手軽に始められる家庭薬膳のひとつ。
ご自身の体質や季節に合わせて、日々の暮らしに取り入れてみてくださいね🌼
